
会長あいさつ
会長 藤原 晃一郎
会員の皆さまにおかれましては、日頃よりご健勝にてお過ごしのことと心よりお喜び申し上げます。
また、平素より商工会の事業運営に格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、5月21日に第18回通常総代会を開催し、役員の改選を行いました。今回は正副会長を含めた体制の刷新があり、新たな役員も加わって、今後3年間の新体制がスタートいたします。役職員一同、より一層地域の皆さまに寄り添った支援に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
現在、エネルギー価格や原材料費、物流コストの高止まりが企業活動に重くのしかかり、中小・小規模事業者にとっては先行きの見通しが立てにくい厳しい経営環境が続いております。また、インボイス制度やデジタル化対応、SDGsの推進など、多様な変化への対応も求められる中、4月13日から始まりました大阪・関西万博が関西全体に与える経済的・文化的な影響が注目されています。万博を契機としてインバウンドの増加が見込まれており、当町においても、その波及効果を見据えた観光振興や交流の促進が期待されます。
このような状況を踏まえ、当商工会では、令和2年度より認定を受けている「経営発達支援計画」に基づき、小規模事業者の持続的な成長を支援してまいります。小規模事業者持続化補助金をはじめとする支援策の活用に加え、創業・事業承継支援、SDGs経営支援、DX導入支援など、時代の変化に即した支援を充実させてまいります。また、「かみかわ わく WORK TRY」では、町内の若年層に対する職業体験の機会を提供し、地元就業への関心を高める取り組みを進めております。
結びに、会員の皆さまの事業のさらなる発展と地域経済の活性化に向け、商工会一丸となって取り組んでまいります。引き続き、当会事業へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。